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第6巻【近世・近代・現代編】- 第8章:女性の活動

第1節:婦人会

菅谷地区婦人会『つどい』創刊号1958

平等の楽しさ

              遠山 山野未知子

 民主主義と言う言葉が用いられるようになって私は総てが平等になり、明るく朗かに生活が出来ます事は何より有難い事だと思います。総てが平等と言っては余り範囲が広いと思いますが、婦人としては第一に数えられるのは衣服の問題ではないでしょうか。菅谷婦人会は既に一定の会服が調ひ何より喜ぶべきことだと思います。私の青春時代は今と違って余りにも上下のへだたりがあって、ある時はゆううつになった事もありました。そうした度毎にせめて交際位平等であってと心の裡(うち)で何度くり返した事でしょう。去る七月最初のレクリエーションの練習の時、会長さん自らお茶を運んで下さった。ほんとうに優しい慈愛のある会長さん、姉妹のように御指導下さる係のお方、私は只々しっかりやろうと心にさけび乍ら一生懸命に習いました。終って今日の行動を思い浮べ、今迄味った事の無い美味しさ、躍りも茶摘音頭。意義深く愛と平等の集りを充分に味ふ事が出来ました。

菅谷地区婦人会『つどい』創刊号 1958年(昭和33)11月
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