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慈光寺観音堂

慈光寺観音堂|写真

ときがわ町にある慈光寺はかつては75坊を擁した大寺院で奥州藤原氏追討にあたり源頼朝の祈願寺となるなど、その後鎌倉仏教界に大きな地位をしめます。記録によれば数多い寺僧の最高位である別当職には重忠の伯父であった厳耀(げんよう)や重忠の子、重慶(じゅうけい)・円耀(えんよう)兄弟の名前も見られ、畠山一族と深い関わりのあったことが知られます。観音堂の秘仏と伝えられる十一面観音は重忠の念持仏であり、重忠の等身大(180.1cm)につくられたといういわれがあります。

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