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将軍沢凝灰岩層

将軍沢凝灰岩層|写真

将軍沢の前川に露出する厚さ3mの凝灰岩層は、将軍沢凝灰岩層です。
水面から約2mは平行葉理*2が、その上はコンボリュート葉理(複雑に変形した葉理*1)が見られます。

*1:葉理(ようり)…地層中で肉眼的に観察できる最小の層のこと。一般的には、堆積物の粒径の大小、鉱物組成の違い、色の濃淡などの違いによって、葉理として識別されます。
*2:平行葉理(へいこうようり)…1つの地層(単層*3)の中には、地層面と平行に並ぶ葉理や斜めに並ぶ葉理が見られます。地層面と平行なものを「平行葉理」、斜めのものは「斜交葉理」と呼びます。
*3:単層(たんそう)…単層は、同じ作用の堆積によって作られた地層です。上下の単層は異なる堆積の仕方となります。単層の境目は地層面(層理面)と呼ばれ、地層面は水平面であることが多い。

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